2013年11月27日水曜日

水耕栽培観察機「LED栽培から1ヶ月後の様子」

室内ですが太陽光は少し入ります。
LED照明は一日あたり12時間点灯、液体肥料は蒸発量が少なく二墻に一度の追加でした。
成長の良いもので20cmH位になりました。
露地栽培に比べると少しひ弱な感じです。




2013年11月24日日曜日

新商品お知らせ「MAPSAのマグカップ型オルゴール」

スイスMAPSA製のビアマグカップ型オルゴールです。
曲はエーデルワイス。
アンティークではありませんが少し前の時代を感じさせる雰囲気とともにお楽しみください。

 高さ 21cm

 \9000-



2013年11月2日土曜日

新商品紹介「五円玉で作られた宝船 五重塔」

宝船、左が五円玉右側が五十円玉で作られている。
 ガラスケース入り、一対で\15000.  ケース高24cmh。





















五重の塔、五円玉で作られている。
 ガラスケース入り、一対で\12000.  ケース高60cmh。

2013年10月14日月曜日

水耕栽培:LED採光による室内栽培

今回は、LED採光による完全室内栽培を試しました!


スポンジに発芽させた苗をコップの底に押し込みます。


ハイポニカ500倍液体肥料を入れます。


LED電球使用の植物育成用照明の下30cmにおきます。
今回は完全に室内での育成に挑戦しました。











2013年10月10日木曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「販売について 中古品の在庫日数」

今回は販売、在庫日数についての目安です。

中古品は基本的には1点ものがほとんどです。

新品を扱う小売は同じ商品が在庫としていくつもあるため、お客さんにはこの商品がいつから店舗にあるかはわかりません。

しかし、中古品では、1点しかないため、時期を見てご来店された方には商品がまだあることに気づくこともあります。

つまり、このお店は商品が開店していないな、売れてないのかな。

お客さんは感覚的にお店の鮮度を察します。

この鮮度を保つには在庫管理です。現在ある商品の在庫回転日数を設けて、日数が長くなっている商品いついては何らかの対応をしましょう。

一般的な目安として、

家具        60日
家電        45日
贈答品       60日
衣類        30日
ブランド・貴金属 90日
生活雑貨     60日 

こちらを目安にして、仕入時から販売までの在庫滞留日数をカウントします。

目安より長引けば、置き場所などレイアウトを変えてみる。

POPなど商品の情報など販促を行う。

価格を見直す。

などの対策をしてみましょう。


お客さんはスタッフよりもお店のことを見ています。

お客さんに飽きられないようにすることを心がけましょう。

2013年10月9日水曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「販売について 価格設定 買いやすい価格のつくり方」

今回は販売についてです。

価格の設定の仕方はどうしているのか?

業種業態によってつけ方は様々ですが、リサイクルショップのつけ方の一般例をご紹介します。

リサイクルショップは取り扱う商品も多岐に渡ります。

そのため、価格のつけ方にお店の癖のようなものが出ます。それはときに悪い方向に働きます。

たとえば、価格が商品1点ごとにつけられており、しかもそれぞれがバラつきがあることがあります。

これでは、お客さんも高いのか安いのか、金銭感覚をつねに微修正しなくてはならず、なかなか買う気になれないのです。

買いやすいお店のルールとして「価格帯」の設定があります。

この商品なら大体このくらいかな?お、やっぱりこのくらいか、ではあれはどうかな?

このような思考のとき、お客さんはご自分の購買欲と金銭価格などをものさしに買い物をしています。

お客さんに買い物をしてもらうには価格帯を設定し、購買判断がしやすい売場つくりが大切です。

リサイクルショップはこの設定が難しい業種でもありますので、慎重に価格帯の設定を行いましょう。

お客さんに予想してもらいやすい価格設定がしてあるお店には、松竹梅ではないですが、いくつかの価格帯を設定していることが多いです。

業種は違いますが、ドンキホーテさんをイメージしてみると分かりやすいかもしれません。

商品は様々ですが思い浮かべると、980円、2980円、13800円、など8がつくことが多いですよね?

このようにこのお店の価格は大体このくらいだ、といったイメージ作りも大切です。

価格設定に安心感を持っていただけますし、商品と商品の比較がしやすい、メリットがあります。

はじめに、お店で決めた価格以外はつけない。といったルールを設けるのも手でしょう。

価格のランクによって、たとえば、100円、500円、1000円、3000円、10000円、と何パターンか予め決めてそこそれぞれの商品を設定していく。もしくはこれをひとつの基準にして価格帯を設けてそれぞれの商品をその価格帯の前後のレンジで設定する。等です。

経験側もありますが日々のデータを取り、在庫の回転日数などと照らし、安い、高いといった判断をして、よ地域にあった価格設定を行いましょう。

2013年10月8日火曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「買取客数を増やすアイデア 接客を意識しよう」

前回に続き、買取客数の増やし方ですが、

広告などで発信することで新規の買取客を増やすアイデアもありますが、

同じ方から再度買取を依頼されることも、増やすことにおいては同じです。

むしろ、新規増加、それ以上の効能があるのではないでしょうか?

販売においても一見さんでなく「顧客」を作ることは大切だと言われています。

これは買取でも同じように大切だと当店は実感しています。

なぜなら、新規では発信し続けるためのパワーが必要ですが、

リピーターでは、発信せずとも来店してくださるので、パワーはもちろんですが、発信にかける経費など数字の削減にも効果があります。

また、リピーターさんからの口コミでご新規さんがいらしてくれることもあるでしょう。

どんなにお店側から発信してもご利用された方の口コミに勝るものはありません。

そんなリピータさんを増やすための方法は、接客です。

お客さんはわざわざ店舗まで持ち込んで来てくれます。

端に不要だからという訳だけでなく、止むに止まれぬ事情の方も、お金の工面の足しにといらしてくれる方など様々です。

だからこそ、まずはわざわざ来てくれる方に誠意を持って対応しましょう。

そして、最大限、もちろんビジネスの範疇ではありますが、最大限の買取対応をしましょう。

また、そのモノに対する愛着や関心に対して、共感することも大切です。

共感は無理にはできません。そのモノから見出せる共感できる部分を最大限探り、それを言葉にしてみましょう。

たとえば、長年使われていた形跡を見て、長年使うことの大切さに共感したのなら、

「大切に使われてたんですね」など言葉にしてみましょう。

たとえば、自分と趣味の近いものであれば、共感しやすいですよね。

「これ、私も好きなんです」

シンプルでかまわないので、持ち主に敬意を払いながらコミュニケーションしましょう。

「そういえば、これ、この前すきだって言ってたからさ、ちょっと見てもらえるかい?」

こうしてまたお店に来てくれるお客さんもいらっしゃいます。

リサイクルショップは、売るだけの接客でなく買うための接客も大切にしましょう。

2013年10月7日月曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「買取客を増やすアイデア 小冊子」

買取客数を増やす具体的なアイデアの紹介。

小冊子を作りましょう。

店舗は買い取りを絶賛受け入れ中ですが、お客さんには情報が少ないため買取してもらう発想が沸かないこともあります。

そんなときは、小冊子を作り、買取の手順や参考価格、買取額が上がるようなポイントなどを記載して持込み動機をあげてもらいましょう。

たとえば、現金買取だけでなく、委託買取やオークション代行もやっている旨を記載してみる。こちらはよほど店舗の情報を知っている方でなければ分かりづらい買取手段です。

また、買取時の商品をキレイにしておくことで、買取価格も変わる旨を記載してみる。こちらはお客さんにはなんとなくそうなんじゃないかくらいに思われていることがほとんどなので、理由(掃除やメンテナンスの手間が省けてることで価格に反映できる等)を明記することで、買取のルールのようなものが理解してもらえます。

さらには、季節性のものであれば、シーズン前かシーズン初めが買取価格も比較的高く設定している(店舗側の売上が見込みやすいため)などの買取指南をしてみましょう。

上記はあくまで例ですが、お店側から発信する、明記しておくだけで安心感を与えることができ、結果的に持込み動機あがる、もしくは持込みハードルがさがることができます。

どんどんお店からメッセージを発信しましょう。

2013年10月6日日曜日

コワレカケのみのショップ、KOWAREKAKE. オープンしました。

このたび、別レーベルとして“コワレカケ”に特化したWEBショップをオープンしました。

KOWAREKAKE.


“コワレカケ”の商品のみを販売しています。

DIYがお好きな方、
そのアイデアとスキルで“コワレカケ”を直してみたり、

リメイクしてみたりしてみませんか?

コワレカケの商品にも価値はある。そんな考えを込めて”素材”を販売しています。

同時に、あなたの手で素材からモノへと変化させる、そんな体験の機会をご提供できればと思います。

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「買取客数の増やし方アイデア例」

今回は前回に続き、買取客数の増加についてもう少し具体的に考えていきたいと思います。

自分が買取客になったときの経験から想像すると、やはりいくらで買い取ってくれるのかが一番だと思います。

高く安くもそうですが、買取値段を事前にしっていることで安心して依頼できます。

またいますぐには買取してもらわなくても、いくらくらいで買い取ってくれることが事前に分かれば当人の家計の計画もできます。

そのような買取客のメリットを考慮すると、具多的に買取見本のようなものがあれば依頼されやすいのではないでしょうか?

当店でも、この商品の点数を増やしたいとき、つまり買取強化した時は「買取見本陳列」を設けています。

買取見本と称し、買取参考価格を明記して陳列します。

この陳列ですと買取数の効果は分かりやすくでます。年間でいくつかしか買い取らなった商品も2週間、1か月と短期間で買取客が訪れます。

やはり現物があること、価格があること、買取の来店ハードルも下がるのでしょう。

何より買い取りますというメッセージに押されることで、家の中にあった不要な該当品に対して「そういえばこれはあのお店でいくらで買い取ってくれるな」といった発想がよぎることもあるのでしょう。

もしかしたら普段ですと、持ち込んだあとの買取対応に対して、重たい思いして持ってきたことや、買ったときの価格などからの期待値を下回るリスクを考慮して買取までいかれる方は少ないのかもしれません。

つまり、面倒な思いして持ってきても安く買われる、もしくは買い取ってもらえないというリスクに対して、店舗側から事前に情報を提示してあげることでハードルを下げるのです。

・店舗の売り場一等地に置く
・買取状態を明記する「年季の古いものでも買い取ります」「このブランドはボロボロで買取します」等
・集めたい商品が店舗になければ、自ら仕入れて店頭に陳列する

このような情報提示の方法は工夫の余地がたくさんあるので自分なりのアイデアで買取数を増やしましょう。

2013年10月5日土曜日

リサイクル学:リサイクルショップのはじめ方「買取客数の増やし方」

今回は買取客数を増やす方法を考えていきたいと思います。

買取を依頼してくれる方はどんな方たちか。当店の経験則ですと、

①ネットで検索して当店を見つけて依頼
②店舗を見て依頼
③紹介

などがありますが、当店では②の店舗を見て依頼される方がほとんどです。

それは、自分が知らないお店には買取を頼むづらいということが考えられます。

実店舗の存在知っている。来店経験がある。これが買取客層の特性でもあります。

そこで、買取客の方は買取依頼される前にいくつかの手順を踏んでいます。

①自分が買い取ってもらいたい商品を、店舗はどのように扱っているか、確認します。

②もし扱っていない場合はその商品を買い取ってくれるのだろうかと考えます。

③扱っていれば具体的に販売価格や状態、レイアウトや扱い面積など感覚的にチェックします。

④実際に買い取ってくれる人はどんな人か?年齢や、性別、雰囲気などを確認します。

⑤買い取って欲しい商品を適正に買い取ってくれるお店か判断します。

これらはあくまでも感覚的に行われるので、実際には分かりませんが、自分が買取をしてもらった
時の経験と重ねてみることも大切です。

売却経験、購買経験の浅い方は売り場を見て、適正に買取してくれるかどうかを判断するので、お店の商品と似た商品が自ずと増えていきます。

よって、買取客数を増やすにはまず、店舗の雰囲気を適切に伝えましょう。

①どのような商品を買取たいか→どのような商品を扱っているか
②現在に店舗にない商品は買い取ってくれるか→POPなどで「多種多様な商品買取」の旨を伝える
③適正に買い取ってくれるか→参考価格や買取手引きなどを明示しておく

など店舗内に買取促進のメッセージを増やしましょう。同様にHPでも買取の情報量を増やしましょう。

2013年10月3日木曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「買取価格について」

今回は買取価格についてです。

経験がまだ少ない方は買取価格の判断が難しいのではないでしょうか?

当店もいまは開店から15年ほど経ちますが、当初はわからないながら値付けをしていました。

その時から、いまも変わらない判断軸としてご紹介しておきたいのは、

「売価発想」とで買い取りましょう。ということです。

これは、自分が買取を依頼するお客さんの目線で考えると分かりやすいですが、

自分の持っているものの価値を少しでも見出してくれる、その価値が買取価格反映されることを望んで持ち込みます。

つまり、不用品だからといって、安く買い叩いたり、まとめて持ち込んだからといって一律〇円でという安直な判断はして欲しくないものです。

そのようなお店には悪い意味で覚えているもので、次回は違うお店に持ち込もうと考えるのが自然です。

お店側としては、たくさんの人に何度も来ていただくことが前回に述べた買取客数の増加につながります。

一人ひとりのお客様に対して、ひとつひとつの商品に対して、「これはいくらで売れるか?だからいくらで買い取る」この発想、ロジックでお客さんに説明ができ、かつ納得してもらえることで次も買取を依頼されるようになります。

再循環を考えて、短期的でなく長期的な視点を持って仕入れに取り組みましょう。

また売価発想の副次的なメリットとしてもうひとつ理由を挙げますと、

この商品はいくらで売れる。そんなイメージを具体的に持てることは、相場観や市場の状況などが肌感覚で分かっていなければできません。

その感覚を養うためにも必要な発想です。

またお店では売れないけれど、ネットでなら売れる、ネットでも売れないけれど古物市場なら売れる。

自分のなかでいろんな販路がイメージできるか、それによって売上につながります。

しいては、売れるから仕入れる、お客さんは、このお店なら買い取ってくれる、そんな風に覚えてもらえます。

この好循環を生みましょう。

目利きも必要ですが、要は情報量です。

どれだけの情報を持てるか、もちろん経験も大事ですが、日ごろからネットでの相場ぐらいは手始めに調べてみましょう。


2013年10月2日水曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「仕入れ 買取客数と売上の関係」

今回は仕入れについてです。

リサイクルショップの仕入れタイプには2通りあります。

ひとつは、市場や他店にて掘り出し物を見つけ仕入れてくるタイプ。(狩猟タイプ)

もうひとつは、自店地域の周辺での持込み、引き取りからの仕入れタイプ(自給自足タイプ)

今回は、後者の自給自足タイプについて述べます。

こちらのタイプを目指すのであれば、買取客数が生命線になります。

買取客数と売上について公式をひとつ。


月間売上=買取客単価/単純原価率×月間買取客数

※単純原価率=月間買取金額/月間売上高

買取客単価/単純原価率は、買取客が持ってくる商品の売価金額を意味します。

たとえば、買取客単価3000円、単純原価率30%とすると、売価金額は1万円になります。

ですから、買取客が1000人いれば売上は1000万円になります。

買取客数に比例して売上も伸びるという図式です。

つまり、売上=買取客数×1万円となります。

こちらの公式はあくまで一般的に言われている公式ですが、月間の売上の近似値になり、参考になりますの、ぜひ指標にしてみてください。

つまり、リサイクルショップでは、いかに売るか、は遠回りのようですが、いかに仕入れるかに掛かっているのです。

売上の目標値を決めたら、買取客数を月間何人、一日何人になるか落とし込みましょう。

その上で、目標買取客数を達成するためにどのようなアプローチがあるか考えましょう。


2013年10月1日火曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「競合店に対して」

どのような商売でも同業種の競合はいるものです。

競争が激しければレッドオーシャン(血の海)となり、価格競争の激化など、体力も気力も失う消耗戦すら起きるのが競合との競争です。

これには、ひとつ良手があるとすれば、ブルーオーシャン(青い海)つまり血を流さなくてすむようなまわりに競合がいないポジションに自店を置くことです。

それには先述回でも述べてきた、〇〇1番店など独自性を出すことでポジショニングすることは述べました。

今回は、そうはいっても差別化を作るのは難しく競争してしまっている。

そんな状況に対して、どうすれば競争に勝てるのか、その視点から述べていきたいと思います。

競合店をチェックするポイントは

①売場面積
②カテゴリーごとの売場面積
③競合店が得意としているカテゴリー
④自店で強化を考えている商品の個数、価格帯

リサイクルショップは買取が生命線です。その買取に対して競合とどのような比較ができるか、上記の4つの比較を代表例としてあげました。具体的に扱っている個数や価格帯など、またそれを収容する面積をざっくりでものいいので数字に落とし込んでみましょう。モノを扱う商売ですので、売場面積にお店の現状が少なからず伺える点を存分に活かしましょう。

比較数値ができたら、ここからどのように強化していけばいいのか。

☆一目で差が分かるのは1.3倍☆

心理学的にひとは、それぞれの空間に対して比較する際には、それぞれの差が1.3倍違うと一目で分かる、という感覚的な違いとして捉えられるそうです。

この特性を活かして、さきほど比較した数字から1.3倍競合と差をつけましょう。

売場で言えば100坪(10×10)に対し、170坪(17×17)が1.3倍です。
競合が100アイテム扱っているとすれば、自店は、130アイテム扱えばお客様に当店の強みとして印象付けられます。

このようにして、競合にすべて勝つとはいかなくてもひとつだけでも強みとして差別化することを心がけましょう。

2013年9月30日月曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「立地の選び方」

立地の選び方、ズバリ「転出・転入比率の高い地域」を選ぶことがリサイクルショップにとっては有効です。

それは、先述の回でも述べましたが、リサイクルショップにとっては買取客数が生命線であるからdす。

買取が発生しやすいケースとしては、引越しがあります。

引越しでそのエリアを出て行くときに発生する不用品は、リサイクルショップに引き取ってもらいたいと考えるからです。

また反対に、そのエリアに引越しをしてきた場合に、中古品で安く家財道具を揃えたい場合もあります。

つまり、引越しが多いエリアに店を構えることが、リサイクルショップにとっては有利に働きます。

では、引越しが多いエリアをどう判断するか。

その指標に、転出転入比率があります。転出率とは、市町村の人口に対する転出者の割合のことです。転入率とは、市町村の人口に対する転入者の割合になります。全国市町村別に、この転入・転出率がデータで出ています。全国平均値は転出4.2%、転入4.2%、合わせて8.4%です。

転出率が高いエリアほど、引越しに伴う不用品が出やすいエリアであり、転入率が高いエリアほど、新入居に伴う中古品購買が多いエリアです。

この数値を見てから決めるのもいいでしょう。

2013年9月27日金曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「家賃について」

家賃は固定費です。

経営判断のはじめの段階でその物件、家賃が適正かを判断する必要があります。

家賃は、それぞれの業態の坪当たりの粗利額から計算します。

粗利額に対する家賃の比率は、15%~20%が適正と言われています。計算してみるとこれ以上ですと利益を出しづらくなることがわかります。

たとえば、月間坪当たり売上5万円。粗利率70%のお店の場合は、売場面積1坪当たりの月額家賃の上限金額は、5万円×70%×20%となり、7000円になります。つまり、売場面積1坪当り家賃が7000円以内の物件を探さないと、利益が出にくいということとなります。

家賃は安ければ安いにこしたことはないですが、立地により売上もポテンシャルも変動します。

また立地が悪い、もしくははじめの認知度が低いうちは販促も必要になるでしょう。

逆に、家賃が高めな物件はその部分も考慮されたうえでの金額設定になっており、比較的立地ももよく、販促費も掛けずに営業活動できる面もあります。

よって、家賃と販促費を合わせた上で実店舗を決めることがひとつの判断材料となります。

目安としては、家賃と販促費の合計を、粗利額の30%に抑えることが言われています。

粗利率が60%が一般的なリサイクルショップでは、月商1000万とすると600万、ここから30%ですから180万以内で家賃と販促費を抑えると良いでしょう。1000万に対して180万の固定費をみると妥当な数字かと思われる方も多いかなと思います。

売上高=来店客数×買上比率(ここでは30%)×客単価

上の公式を踏まえると、来店客数をいかにたてるか、それには立地と販促で認知度を高める必要があります。物件というはじめの固定費はつまり、将来の来店客数さらには売上へとつながりますので慎重に決めていきましょう。

2013年9月26日木曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「来客数の想定をしよう」

実店舗は実売がすべてです。

実売の最大値は来客される人数です。

では、来客数を想定してみることこからはじめましょう。

まず一般的に、リサイクルショップの購買率は30%といわれています。

つまり、見込んだ売り上げに対して、約3倍のお客様にご来店いただくことが来客数の目安です。

前回のお店(200坪の総合リサイクルショップ)では、1000万の売り上げを見込みました。

つまり、30日営業で1日に33万、客単価にもよりますが、1万円としても、33人の購買者数なので3倍の99人、約100人の方にご来店いただいて達成できる、という具合です。1万は高いと考える方もいます。一般的には3000円ほどが単価として計算する数字です。ここから再計算すると、300人に来ていただく必要があります。100人の方に1万と300人の方に3000円ではお店としての売り方が全く変わります。

売り上げを想定してみて、それを回せるだけの経費を割り出し、利益を勘案する。

またその売上げに達成するには、具体的にいくら、何人の方に買っていただくか計算する。

これにより、具体的なお店の見せ方が見えてきます。

自分が出せるお店の規模は人によって違います。

まずは理想から逆算してみて、どこにどのくらいの数字の置くか、再度計算してみる。

理想やアイデアを数字に落とし込む。これは経営者として必要なスキルです。

しかもその数字もまた机上の空論に近いものであることを忘れずに、あくまで採算を取りに行くというリスクヘッジの意味合いが強いです。しっかりリスクヘッジして、負けない経営を頭にいれながらアイデアをどんどん出してお店を作りましょう。

はじめはどんぶり勘定でもかまいません。そのどんぶりがどのくらいのサイズかぐらいは分かっていながら経営していくことで次第に、細部を突き詰められるようになるでしょう。

まぁそうはいっても当店もどんぶり勘定の域をでませんが。。




2013年9月25日水曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「売上と経費 損益分岐点の設定」

リサイクルショップを始めるにあたり、売り上げと経費から損席分岐を数値で認識できるようにしましょう。

そうはいっても、他の業界とは仕入れ値や売値が読みづらい業種ではあります。

一般例や実例をもとに述べますので参考にしてください。

総合リサイクルショップ(200坪)で見ていきます。

売上げは、200坪×5万(月間坪効率)=月商1000万

粗利が60%としますと、月の仕入れは400万

次に一般管理費は450万(以下内訳)

人件費は、月間総労働時間2000時間(1日10時間営業、30日、常時6.6人)×1000円

200万円

広告販促費は50万としましょう。

水道光熱費は、200坪×1500円=30万

買取用のトラック、ガソリン、保険代で15万

雑費は、30万

原価償却は、25万

家賃100万


売り上げ1000万-原価400万-一般管理費450万=150万

つまり営業利益が150万です。

このような流れで、月の売り上げと経費を紙に書き出して見ましょう。

売上げはあくまで予測です。紙上の数字のなかでは一番上下変動が激しい数字です。

経費はほぼ変動しない固定費と考えても良いでしょう。この固定費に下回る収入が赤字です。

これが損席の分かれ目、損益分岐ですが、

肝心なことは単純な売上げで計算せず、原価を引いた売上総利益をもとに固定費を引く。

上の例で行くと、1000万で喜ばず、それぞれのコストを引いていくと150万。

この事実を認識しましょう。コスト意識が経営の要諦です。

またコスト意識をすることで、どのくらいの売り上げが必要なのか、

またそれにはどうすれば達成できるのか?

営業日や来客数、購買者数、購買単価など次々と数字に落とし込むことで、具体的な行動が見えてきます。

数字の一般的な目安は、

売上:経費の比率は50%以内
人件費は売上げの33%以内
営業利益率は10%~20%(当業界の目安)

などを意識しながらご自分の店舗の状況を今一度計算してみましょう。

2013年9月24日火曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「業態選び 〇〇一番のお店を目指そう」

前回に続きどんなお店にするかです。

「〇〇一番のお店を目指そう」

これがリサイクルショップしかり、マーケティングできるすべてに言える鉄則です。

これなら一番になれる、そんなお店の強みを意識して育てましょう。

1番と2番ではマーケティング効果に雲泥の差があります。

日本で2番目に高い山はどこですか?

世界で2番目に高い山はどこですか?

富士山の高さは世界で何番目でしょうか?

1番、というくくりには人の記憶を印象付ける効果や話題性の高さを持っていますが、

2番目以降には、その分野を調べてる方でないと中々すぐには出てこないものです。

何かで1番を目指す。

これは強みを伸ばすと同義語でしょう。

地域1番、検索1番、アンティーク1番、赤ちゃん用品1番、、何でも良いです。

1番がなかなか思いつかない、またはすぐに1番になりたい方は上の例でいいますと、

地域で赤ちゃん用品1番など何かと何かとを組み合わせることで1番になりやすいです。

これはスポーツなどの競技ではなく、ビジネスです。

もちろんわかりやすい順位付けもありますが、大切なことはお客様にあのお店は「〇〇が1番」

そう思ってもらうことです。

あそこに行けばアレの堀出し物が見つかるかもしれない。

あそこに行けばアレを高く売ってくれるかもしれない。

そんなお客さまのあそこになりましょう。

1番になるための指標としては

①1番になれる商圏
②1番になれる商品
③1番になれるサービス

これが基本的要素としてあり、あとは組み合わせていくことです。

ナンバーワンになれなくてもいい、もっと特別なオンリーワン。

そんな歌がありますが、ビジネスではどちらでもいいです。

ナンバーワンはオンリーワンともいえますし、オンリーワンはナンバーワンともいえるのですから。

自分独自の1番を見つけましょう。


2013年9月23日月曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「個人店が業態を決める際のポイント②」


ここでは企業が新規産業する場合も述べたいと思います。

なお、当店は個人店規模ですので、あくまで参考程度にお読みください。

■市場の有望性を確認しましょう。

企業は初期投資もしっかりかけられますので、様々な商品を扱う総合店がオススメです。総合リサイクルショップであればお店の独自性を持たなくても商品数が多ければ集客も見込めます。

リサイクルショップは商売柄、商品が1点ものが多く、なかなかリピーターがつきにくい商売です。リピートされやすいポイントは規模が大きい、家の近所などがやはり一番です。

また、経営していく時間とともに時代も変化します。専門性に特化するお店は時代についていけないリスクもりますが、総合店は変化に対応し、商品編成を組めるのも利点です。

■既存ビジネスから横展開してみる

たとえばアパレル業種であれば、古着ショップを展開する。

在庫リスクの相殺により利幅の高いリサイクルショップが展開できます。

新品での販売だけでなく、リサイクルショップで販売することで客層の違う方に見てもらえますし、リサイクルショップにはあまり出回らないレベルの商品に購買動機を持たれる方もいます。

本業との並行で経営していくことで相乗的、リスクヘッジ的機能が見込めます。

2013年9月22日日曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「個人店が業態を決める際のポイント」

さて開業にあたり、「業態を決める」必要があります。

そにあたりいくつか経験側から書いていきます。

まず、個人経営と企業の新規事業ではポイントが違います。

■個人の場合

・事業主のこだわりや、嗜好性に沿った独自性を出す。

店舗経営には差別化が必要です。個人の場合どうしても企業のよりも規模の面で劣勢になりがちです。

そこで、お店独自の商品ラインナップで差別化を図ることで、規模の競争にならない経営をします。

これには、店主の嗜好性をそのまま反映した濃いお店が、差別化となりうるので、どんどん特化していきましょう。

アメカジ大好きな店主ではアメカジを深めていくことで、アメカジ好きな遠くに住んでいるお客様に足を運んでもらえることもあります。専門性を深めることで仕入れにも強みが増しますし、集客にも効果が期待できます。

■投資金額から考えてみる

個人の場合は資金で悩む方も多くおります。その際は前回の回でも先述しましたが、買取専門店などからはじめてみるのひとつです。その際は、近隣の競合店の状況、などを調べてから最適な戦略を練って行動しましょう。

■地域に合った商売

こちらも前回でも述べましたが、地域性を調べて、お客様のニーズに合ったお店作りで経営していくのもひとつです。

たとえば、当店は鶴見の本町通りという駅から鶴見川を越えた場所にあります。もう少し行くと大黒埠頭などの貿易関係や工場などの産業エリアに差し掛かる手前の町が商圏です。

こちらでは、一定層、外国の方が住んでいる地域でもあります。どちらかというと、経済的には裕福でない方も多く、その方たち向けのニーズ、と考えますと、多少の年式の古い家電製品を安く提供することで売り上げも見込めます。しかし、ひとつのニーズを汲むことはメリットもあればデメリットもあり、こちらの商品層を扱うとお店として他の客層のかたの足が遠のくことも考えられますので、当店ではそのような商品を積極的に扱うことはしません。

地域性を読みながら何が店舗にとって最適か、これを判断するのが一番難しいところでもあり楽しいところでもあるでしょう。

2013年9月21日土曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「開業にあたり投資金額とチェックポイント」

今回は開業するにあたり店舗のへの投資を考えていこうとお思います。

まず、当業界は店舗を新規建設などは行わず、比較的に居抜き物件などからはじめる方が多いです。

コストカットももちろんですが、ビジネスモデル的にも居抜きであることに違和感がないので多いのでしょう。

次にどのような規模立地の物件を選ぶか。

投資予算との兼ね合いもありますが地域一番の規模でスタートするのがベストです。

あくまでも例ですが、お店の種類で投資予算も違います。

国道沿いなどにある大型の総合ショップであれば3000万ほどから、

ブランドやジュエリー専門などでは2000万ほど

古着専門店などでは1500万、買取専門店などでは500万が平均的な予算です。

もちろん個人経営で資的に持っていなくても開業はできます。

当店は坪数で言えば30坪の町の中心地から、15分ほどの商店街という立地です。

このような立地でもいい物件は探せばあります。500万はかかっていないません。

ビジネスモデル的に在庫も仕入れやすく仕入れ値も比較的安く済みます。

いまから始めるのであればたとえば、屋号だけ作り販売はネット販売。

買取はトラック一台あれば十分でしょう。

ネットショップで、集客と販売または地域広告で告知する。

在庫は月々2万円ほどの2トンコンテナなどに保管しておく。

もしくは小さいものを取り扱えば十分家でも在庫管理できます。

現在ネットの発展でつながりやすさが増し、欲しい情報がすぐに入手できる時代です。

そこと旨くマッチングできれば小さくても十分やっていけるでしょう。

そこから店舗を構えても遅くはないです。

また店舗を構えた際は、商圏や地域を十分に調べた上で開業しましょう。

近くにどんな人たちが住んでいるのか。

たとえば東京23区でも世田谷なのか浅草なのか大田区なのかでは仕入れる商品、売れる商品が変わります。

どのような店舗でどのような商品を扱っているか、そしてそのスタイルが町に適しているか。

この相性で売り上げも大きく変わります。

また時間を経て、お店が地域に溶け込んでくると商品が変わってくることもあります。

はじめは市場やネットなどの仕入れルートからの商品に、珍しさがあったからこそ集客できていたけれど、

次第に地域の方からの仕入れが増えてくれば、お客さんも地域の人たちなので、同じような生活スタイルの方が多く、珍しさに欠けてくることもあります。

自分のお店から地域へ新しい商品で発信してくのか。

または地域の人に密着した潤滑油的な媒介となるのか。

この2つのコンセプトではお店の作り方も大きく変わります。

前者はもの珍しさを備えた独自のセレクションが効いたお店。

後者は総合ショップのような目ぼしい商品がなんでも揃ったお店。

コンセプトから落とし込み、冒頭の投資予算との兼ね合いで地域性を吟味し開店しましょう。

2013年9月19日木曜日

リサイクル学:紹介「D&Department ナガオカケンメイ」

リサイクルショップ「D&Department」を主催する ナガオカケンメイさんのTV映像です。

60年代の商品をメインに扱った当店。

60年代は日本のデザインの先駆け的時代であり、そのデザイン性はもちろんだが

今も残っている商品はヒトの生活に寄り添っているという意味で良いデザインといえる。

そんな息の長いデザインによって産まれた商品をこれからの時代に残していく機能を持ったショップ。

そのコンセプトを掲げた当人に密着した映像。

息の長い商品、コンセプト、デザインというものが学べる立派なリサイクル学です。

「ナガオカケンメイ 情熱大陸」

2013年9月18日水曜日

リサイクル学:本の紹介「クリエティブリユース 廃材と循環するモノ・コト・ヒト」




「クリエティブリユース 廃材と循環するモノ・コト・ヒト」を拝読。

世界中の廃材に対するアプローチを紹介した著書。

廃材を如何に活かしていくか。

ざっくりとまとめると、

・廃材を大量に多品種に揃えたお店やセンターなどの箱を作る。

・廃材を地域で売買

・廃材を活かしたワークショップ、たとえばセンター内にある廃材を組み合わせて何かを作る。

・上記のワークショップを学校などに派遣

地域のヒトに安く還元することと

地域の子供たちに廃材への関心とモノを作るという根源的な楽しみを提供する。

この2つが大きな意義として存在している印象を受けた。

ヒトは編集する生き物であり、

多くのもが作られ捨てられ「廃材」とみなされたモノにでも

もう一度何かを「見出す」ことができる。

再編集とでもいうのか、それをつまりクリエイティブリユースというのだろう。

ここには0から1を作るというのか、マイナスをプラスにするというのか、

いろんな編集のしかたによってモノが再び輝く姿が浮かんでわくわくしてくる。

そして、その周りを囲むヒトの活気が目新しさを囲む人だかりとは違う。

なんというかより人間ぽいのだ。

目の前のものがどうしたら輝くか、見つめてみたり、ヒトと意見を交換し耳を立ててみたり

触ってみたり、少しいじってみたり、言葉を添えて新しいコンセプトを与えてみたりと、

ヒトがヒト足りうる知性を存分に活かし編集している。

その知性は教育を受け培われたものでなく、

幼少のときから備えていた、無我夢中で遊びを作り出すあの集中や発想に根ざした知性。

根源的な、より人間的な知性と編集がそのひとだかりを飛び交っている。

そんないきいきとした空間を思わせる。

日本の具体例にでてきたクリエイティブリユースでは

コミュニテイデザインやリマーケティングビジネスと新しい言葉が出てくる。

新しい言葉やコンセプトが生まれるとうことはクリエイティブがそこに含まれてることの証拠である。

終始わくわくさせられる。

「廃材」という1度不要と決められたモノたちにわくわくさせられるのは、なんというか本末転倒な気もするが。。

この世界に不要なものはない、それはヒトが決めただけのことである。

世界のあちらこちらではこうして必要とされるのだから。

おそらく不要となったのはそのモノでなく、それを所有していたヒト自身のアイデアや発想が枯渇してしまったからであり、不要なアイデアがそこにあったからだろう。

視点を変える。新しい見え方を編集する。

ヒトができるのはそれくらいであるが、それがあればどこまでも可能性はある。


2013年9月17日火曜日

リサイクル学:ビジネスをリサイクルすべき

少し、考えてることを書き出します。


先日、古くから商売されている酒屋さんから、不用品の引き取りを行いました。

実店舗からのお問い合わせは、

単純な不要の回収をご依頼されることもありますが、

その店舗様の商売をたたむお手伝いをすることがほとんどです。

この商売をしていると景気のいい時よりも

むしろ景気の悪いときのほうが買取・引取りの仕事が増えます。

それはリサイクルショップの原理上、当然のことですが

喜ばしいとは言い切れない気持ちでお客様のところに出向きます。


おこがましいのは承知で申し上げる次第ですが、

不用品を回収することだけでない「リサイクル」はないのだろうか?

そんなリサイクルショップに似つかわしくない思いが湧いてきたりもするのです。

「誰かの不要なモノを、必要な誰かへ」

リサイクルショップの意義はこのワンフレーズで伝えられます。

しかし、現在では、その箱的機能が中間業者と考えられてもおかしくないくらいに

WEBが発展してきています。

個人と個人で売買・交換が簡単に出来る中、

一概には言えませんが一介のリサイクルショップからの印象ですと、

仕入れ、つまり不用品の買取も減ってきているように感じます。

そんな少ないパイの中でスケールメリットを持つショップが優位にたつことは

否定できないのが現状です。

個人間で交換できる利便性。

その利便性でも賄えないくらいの物量はまだまだあります。

物流が発展することつまり、それだけ「あまり」も増えることでもあるからです。

そのなかで、小さい規模でやりくりしている当店が大切にしているのは

やはり地域です。

リサイクルショップは地域のものです。

イギリスでも盛んなチャリティショップのように地域にひとつやふたつは存在するお店。

そのような地域の経済圏に小さくとも存在意義を見出せるのがこの商売の魅力です。

そこへ冒頭の酒屋さんの、廃業に伴うご依頼からくる感慨は、つまり

このやりとりが最後の一回の経済だったからでしょう。

経済は循環してることで健全を保ち、互いに恩恵が返ってきます。

それが出来なくなることは、今回だけを見れば良かったかもしれませんが、次はもうありません。

次がない。

それは地域の経済圏の縮小を意味します。

循環性を失った経済圏は端的に言うと機能不全。不景気です。

そんな不景気を横目に、まだ健全な経済を探して走り回る。(ここでいう健全な経済をもっと詳しくいいますと、ぎりぎり健全であるが、もうすぐ倒れそうな経済という状態です。)

ここで規模の競争になります。

私たちの業界はいかに売るかよりも

いかに仕入れるかが競争です。

その仕入れ競争に勝れば売り上げも自ずと、という次第です。

このように不景気で儲かる業界、それは否定しませんが、

経済が活力をなくしては困ります。それはどこの業界も同じく私どもも困るのです。


そんな考えを巡らすと

「不用品」だけをリサイクルする箱という機能のみでは、世の中は喜んでくれない気がするのです。

人が喜ぶことをやる。

商売の当然をなぞると、小さなリサイクルショップの答えはこうです。

「モノだけでなくコト・ヒトをリサイクルつまり再循環させる」

コトとは今回の例で言えば

酒屋の商売、既存ビジネスモデルなどのコトのリユース・リメイク

ヒトつまり、酒屋さんが持つスキルの違う活かし方など、

たとえば、酒屋さんが知っているおいしいお酒の見分け方などの、

ノウハウやスキルを一般の方に提供するなど。

既存の販売商品、販売チャネルを少し変えてみる。新しい導線を引いてみる。

リサイクルショップはリサイクルのコンセプトを拡張し、

この酒屋のビジネスをリユースするお手伝いをする。

たとえば、ワークショップの協力などを通して違う顧客に発信する媒介になる。

いろんなことが出来るはずです。

それを少しづつ形にしていく、このブログのタイトルである「リサイクル学」を作ろうと改めて考えました。

なにをやっていくかはまだ決まっていませんが、

リサイクルの言葉の可能性を具現化したものをブログ・HPで更新していきます。

長々とお付き合いありがとうございました。



リサイクル学:リメイク 「着物リメイクで起業 復興から思い立ち」



今回は、着物のリメイクを軸としたお店の動画を共有します。

震災がきっかけで、「人の気持ちに残るものを作ろう」

その思いからお店を始めた方の一途なお話をご覧ください。

以下概要から抜粋

「凛として前に進み、一人一人が繋がって一つの大きな輪(りん)になりますように」

そんな強い思いで震災後、着物をリメイクして店舗【Rin】を立ち上げた鈴木ひろみさ­んは、いわき市でデザイナー兼オーナーとしてオリジナル商品の販売を手掛ける。小名浜­「珈琲の森」の敷地内にある店舗に伺った。

畳敷きの店内には、衣類、シューズ、バック、お財布などのセンス溢れるオリジナル商品­が所狭しと並ぶ。デザインは、鈴木さん自らが仕入れた生地を直接腕を通しながら、実際­の商品をイメージし、同市内で提携している縫製担当者と話し合いをしながら制作を行う­。一つの商品を試行錯誤しながら、アイディアを出しあって、試作を繰り返しながら、進­めて行くという。

2013年9月10日火曜日

リサイクル学:リメイクアイデア集

☆リサイクル・リユース・リメイク情報☆
身近なものを、少し視点を変えると可愛くなるアイデア集です!!




2013年9月5日木曜日

道具屋C,1ご案内動画作成


この度、当店までのご案内動画作成しました!
よかったらご参考してお越しください!!



2013年9月4日水曜日

リサイクル情報

リサイクル情報、今回はペットボトルのリサイクルです。

いろんな生かし方がありますね!!

詳しくはこちらのサイトからどうぞ!!

http://matome.naver.jp/odai/2137661420135624001




道具屋C,1のHP
http://www.geocities.jp/nohi1212/

2013年9月2日月曜日

新商品のご紹介

瓶です。
お花に小物に、瓶はひとつでお部屋のお洒落を楽しめるところが魅力ですね。

高さ17cm
横8cm

詳しくは右にあります当店商品ページまでどうぞ!






道具屋C,1のHP
http://www.geocities.jp/nohi1212/

2013年8月31日土曜日

新商品のご紹介

あまちゃん?のフィギアです。
話題の東北ではなく、
韓国の済州島のおに土産だそうです。
しばらく見てると、なんだか笑けてくる雰囲気があります。

詳しくは右にあります当店商品ページまでどうぞ!




道具屋C,1のHP
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2013年8月28日水曜日

リサイクル学:PCを廃棄するとき役立つ情報

古くなったPCの廃棄、なにかと面倒ですよね!

当店も最近PCを入れ替えまして、

廃棄について調べていて参考になったサイトがありましたので、

共有いたします!!



http://matome.naver.jp/odai/2135303215611658001

道具屋C,1のHP
http://www.geocities.jp/nohi1212/

2013年8月27日火曜日

リサイクル学:水耕栽培観察記 25日目

 水耕栽培観察記 25日目

いい感じになんてきました!















苗を茶袋からコップに入れ替えます!

トレイに溶液を浸らせるのでペットボトルを供給機に使います!
ペットボトルの底に穴を開けて
このようにセットします。
植物がトレイから吸い上げた分を、ペットボトルの底から供給できる仕組みです!
なくなったらペットボトルの口から養分を足してください!

道具屋C,1のHP
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2013年7月31日水曜日

リサイクル学:散歩

散歩。

街を歩けば犬に出会う。

諺ではないですが、犬はどこの街にもいます。

でも人間と同じように、犬もそれぞれ個性を持っています。

そんな一面を見つけるのも散歩の楽しみの一つです。

そして、あの犬はどこに?

とまた会えるのが楽しみな犬もいるはずです。

そうしてまた私たちは少しこの街を好きになります。




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2013年7月30日火曜日

リサイクル学:散歩

鶴見を散歩しました。

鶴見といえばその名の通り鶴見川が散歩スポットです。

夏には花火大会、ボート大会など鶴見の憩いの場所として人が思い思いに集まる場所です。

今回は鶴見川の土手から見た夕焼けの風景です。

当たり前ですが、川のうえには空があります。

ビルや建物がない川のうえでは空も大きく、自然の美しさを見せてくれますね。





























道具屋C,1のHP
http://www.geocities.jp/nohi1212/
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2013年7月29日月曜日

リサイクル学:散歩

鶴見を散歩しました。

夏の風物詩、お祭り

鶴見の街全体が賑わってます。











































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2013年7月28日日曜日

リサイクル学:散歩

鶴見を散歩しました。

小さな神社を見つけました。

小さい敷地に生い茂る芝生。

人の手入れが行き届いて、ここだけ周りよりも神聖な空気を感じました。

神様はもちろんですが、

なにより人が何かを大切にされる

その心遣いこそが

尊く、美しい光景を生むのかなと思いました。





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2013年7月26日金曜日

リサイクル学:水耕栽培観察記3日目~

水耕栽培観察記。

水耕栽培は意外と成長が早いです。

それは根に直接養分を与えられるため、成長効率が良いからです。

1日ごとに目に見える成長の跡が見え、育てるのも楽しめるのがいいところです。

それでは、

発芽2日目


発芽3日目です



発芽7日目



発芽10日目、双葉がこの位しっかりして来ましたら、水からハイポニカ500倍の薄め液に変えます。


量販店では販売されていません。Web上で通販されています。手に入らない場合はハイポネックス等の液体肥料でもokです。成長が速くなります。


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2013年7月25日木曜日

リサイクル学:散歩

鶴見を散歩しました。






















おさーみ?
甘そうなお刺身が出てきそうなお店をみつました。

2013年7月24日水曜日

2013年7月23日火曜日

リサイクル学:散歩

鶴見を散歩。






















スーパーのダンボールが顔のように見えました。

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2013年7月22日月曜日

2013年7月21日日曜日

リサイクル学:散歩

今回も鶴見の街を散歩しました。

お弁当屋さん。

洋風 幕の内弁当。

洋風とか和風とかよりまず白のフワフワしたやつ、炭水化物風かよと思わず一枚。



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