2013年10月1日火曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「競合店に対して」

どのような商売でも同業種の競合はいるものです。

競争が激しければレッドオーシャン(血の海)となり、価格競争の激化など、体力も気力も失う消耗戦すら起きるのが競合との競争です。

これには、ひとつ良手があるとすれば、ブルーオーシャン(青い海)つまり血を流さなくてすむようなまわりに競合がいないポジションに自店を置くことです。

それには先述回でも述べてきた、〇〇1番店など独自性を出すことでポジショニングすることは述べました。

今回は、そうはいっても差別化を作るのは難しく競争してしまっている。

そんな状況に対して、どうすれば競争に勝てるのか、その視点から述べていきたいと思います。

競合店をチェックするポイントは

①売場面積
②カテゴリーごとの売場面積
③競合店が得意としているカテゴリー
④自店で強化を考えている商品の個数、価格帯

リサイクルショップは買取が生命線です。その買取に対して競合とどのような比較ができるか、上記の4つの比較を代表例としてあげました。具体的に扱っている個数や価格帯など、またそれを収容する面積をざっくりでものいいので数字に落とし込んでみましょう。モノを扱う商売ですので、売場面積にお店の現状が少なからず伺える点を存分に活かしましょう。

比較数値ができたら、ここからどのように強化していけばいいのか。

☆一目で差が分かるのは1.3倍☆

心理学的にひとは、それぞれの空間に対して比較する際には、それぞれの差が1.3倍違うと一目で分かる、という感覚的な違いとして捉えられるそうです。

この特性を活かして、さきほど比較した数字から1.3倍競合と差をつけましょう。

売場で言えば100坪(10×10)に対し、170坪(17×17)が1.3倍です。
競合が100アイテム扱っているとすれば、自店は、130アイテム扱えばお客様に当店の強みとして印象付けられます。

このようにして、競合にすべて勝つとはいかなくてもひとつだけでも強みとして差別化することを心がけましょう。

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