今回は前回に続き、買取客数の増加についてもう少し具体的に考えていきたいと思います。
自分が買取客になったときの経験から想像すると、やはりいくらで買い取ってくれるのかが一番だと思います。
高く安くもそうですが、買取値段を事前にしっていることで安心して依頼できます。
またいますぐには買取してもらわなくても、いくらくらいで買い取ってくれることが事前に分かれば当人の家計の計画もできます。
そのような買取客のメリットを考慮すると、具多的に買取見本のようなものがあれば依頼されやすいのではないでしょうか?
当店でも、この商品の点数を増やしたいとき、つまり買取強化した時は「買取見本陳列」を設けています。
買取見本と称し、買取参考価格を明記して陳列します。
この陳列ですと買取数の効果は分かりやすくでます。年間でいくつかしか買い取らなった商品も2週間、1か月と短期間で買取客が訪れます。
やはり現物があること、価格があること、買取の来店ハードルも下がるのでしょう。
何より買い取りますというメッセージに押されることで、家の中にあった不要な該当品に対して「そういえばこれはあのお店でいくらで買い取ってくれるな」といった発想がよぎることもあるのでしょう。
もしかしたら普段ですと、持ち込んだあとの買取対応に対して、重たい思いして持ってきたことや、買ったときの価格などからの期待値を下回るリスクを考慮して買取までいかれる方は少ないのかもしれません。
つまり、面倒な思いして持ってきても安く買われる、もしくは買い取ってもらえないというリスクに対して、店舗側から事前に情報を提示してあげることでハードルを下げるのです。
・店舗の売り場一等地に置く
・買取状態を明記する「年季の古いものでも買い取ります」「このブランドはボロボロで買取します」等
・集めたい商品が店舗になければ、自ら仕入れて店頭に陳列する
このような情報提示の方法は工夫の余地がたくさんあるので自分なりのアイデアで買取数を増やしましょう。
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