2013年10月2日水曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「仕入れ 買取客数と売上の関係」

今回は仕入れについてです。

リサイクルショップの仕入れタイプには2通りあります。

ひとつは、市場や他店にて掘り出し物を見つけ仕入れてくるタイプ。(狩猟タイプ)

もうひとつは、自店地域の周辺での持込み、引き取りからの仕入れタイプ(自給自足タイプ)

今回は、後者の自給自足タイプについて述べます。

こちらのタイプを目指すのであれば、買取客数が生命線になります。

買取客数と売上について公式をひとつ。


月間売上=買取客単価/単純原価率×月間買取客数

※単純原価率=月間買取金額/月間売上高

買取客単価/単純原価率は、買取客が持ってくる商品の売価金額を意味します。

たとえば、買取客単価3000円、単純原価率30%とすると、売価金額は1万円になります。

ですから、買取客が1000人いれば売上は1000万円になります。

買取客数に比例して売上も伸びるという図式です。

つまり、売上=買取客数×1万円となります。

こちらの公式はあくまで一般的に言われている公式ですが、月間の売上の近似値になり、参考になりますの、ぜひ指標にしてみてください。

つまり、リサイクルショップでは、いかに売るか、は遠回りのようですが、いかに仕入れるかに掛かっているのです。

売上の目標値を決めたら、買取客数を月間何人、一日何人になるか落とし込みましょう。

その上で、目標買取客数を達成するためにどのようなアプローチがあるか考えましょう。


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