立地の選び方、ズバリ「転出・転入比率の高い地域」を選ぶことがリサイクルショップにとっては有効です。
それは、先述の回でも述べましたが、リサイクルショップにとっては買取客数が生命線であるからdす。
買取が発生しやすいケースとしては、引越しがあります。
引越しでそのエリアを出て行くときに発生する不用品は、リサイクルショップに引き取ってもらいたいと考えるからです。
また反対に、そのエリアに引越しをしてきた場合に、中古品で安く家財道具を揃えたい場合もあります。
つまり、引越しが多いエリアに店を構えることが、リサイクルショップにとっては有利に働きます。
では、引越しが多いエリアをどう判断するか。
その指標に、転出転入比率があります。転出率とは、市町村の人口に対する転出者の割合のことです。転入率とは、市町村の人口に対する転入者の割合になります。全国市町村別に、この転入・転出率がデータで出ています。全国平均値は転出4.2%、転入4.2%、合わせて8.4%です。
転出率が高いエリアほど、引越しに伴う不用品が出やすいエリアであり、転入率が高いエリアほど、新入居に伴う中古品購買が多いエリアです。
この数値を見てから決めるのもいいでしょう。
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