2013年9月30日月曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「立地の選び方」

立地の選び方、ズバリ「転出・転入比率の高い地域」を選ぶことがリサイクルショップにとっては有効です。

それは、先述の回でも述べましたが、リサイクルショップにとっては買取客数が生命線であるからdす。

買取が発生しやすいケースとしては、引越しがあります。

引越しでそのエリアを出て行くときに発生する不用品は、リサイクルショップに引き取ってもらいたいと考えるからです。

また反対に、そのエリアに引越しをしてきた場合に、中古品で安く家財道具を揃えたい場合もあります。

つまり、引越しが多いエリアに店を構えることが、リサイクルショップにとっては有利に働きます。

では、引越しが多いエリアをどう判断するか。

その指標に、転出転入比率があります。転出率とは、市町村の人口に対する転出者の割合のことです。転入率とは、市町村の人口に対する転入者の割合になります。全国市町村別に、この転入・転出率がデータで出ています。全国平均値は転出4.2%、転入4.2%、合わせて8.4%です。

転出率が高いエリアほど、引越しに伴う不用品が出やすいエリアであり、転入率が高いエリアほど、新入居に伴う中古品購買が多いエリアです。

この数値を見てから決めるのもいいでしょう。

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