2013年9月21日土曜日

リサイクル学:リサイクルショップの始め方「開業にあたり投資金額とチェックポイント」

今回は開業するにあたり店舗のへの投資を考えていこうとお思います。

まず、当業界は店舗を新規建設などは行わず、比較的に居抜き物件などからはじめる方が多いです。

コストカットももちろんですが、ビジネスモデル的にも居抜きであることに違和感がないので多いのでしょう。

次にどのような規模立地の物件を選ぶか。

投資予算との兼ね合いもありますが地域一番の規模でスタートするのがベストです。

あくまでも例ですが、お店の種類で投資予算も違います。

国道沿いなどにある大型の総合ショップであれば3000万ほどから、

ブランドやジュエリー専門などでは2000万ほど

古着専門店などでは1500万、買取専門店などでは500万が平均的な予算です。

もちろん個人経営で資的に持っていなくても開業はできます。

当店は坪数で言えば30坪の町の中心地から、15分ほどの商店街という立地です。

このような立地でもいい物件は探せばあります。500万はかかっていないません。

ビジネスモデル的に在庫も仕入れやすく仕入れ値も比較的安く済みます。

いまから始めるのであればたとえば、屋号だけ作り販売はネット販売。

買取はトラック一台あれば十分でしょう。

ネットショップで、集客と販売または地域広告で告知する。

在庫は月々2万円ほどの2トンコンテナなどに保管しておく。

もしくは小さいものを取り扱えば十分家でも在庫管理できます。

現在ネットの発展でつながりやすさが増し、欲しい情報がすぐに入手できる時代です。

そこと旨くマッチングできれば小さくても十分やっていけるでしょう。

そこから店舗を構えても遅くはないです。

また店舗を構えた際は、商圏や地域を十分に調べた上で開業しましょう。

近くにどんな人たちが住んでいるのか。

たとえば東京23区でも世田谷なのか浅草なのか大田区なのかでは仕入れる商品、売れる商品が変わります。

どのような店舗でどのような商品を扱っているか、そしてそのスタイルが町に適しているか。

この相性で売り上げも大きく変わります。

また時間を経て、お店が地域に溶け込んでくると商品が変わってくることもあります。

はじめは市場やネットなどの仕入れルートからの商品に、珍しさがあったからこそ集客できていたけれど、

次第に地域の方からの仕入れが増えてくれば、お客さんも地域の人たちなので、同じような生活スタイルの方が多く、珍しさに欠けてくることもあります。

自分のお店から地域へ新しい商品で発信してくのか。

または地域の人に密着した潤滑油的な媒介となるのか。

この2つのコンセプトではお店の作り方も大きく変わります。

前者はもの珍しさを備えた独自のセレクションが効いたお店。

後者は総合ショップのような目ぼしい商品がなんでも揃ったお店。

コンセプトから落とし込み、冒頭の投資予算との兼ね合いで地域性を吟味し開店しましょう。

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