再発見する。
温故知新。
どちらも意味は似ています。
自分の見ている世界を再発見する。
それは自分の住んでいる街を再発見するとも言えます。
再発見することで、見慣れた街並みに新しい街並みが現れます。
そんな温故知新を実践するのが散歩です。
散歩は暮らしにおいての一つの技術です。
今回はトンネル
トンネルを越えると雪国だった。
とは川端康成。
鶴見のトンネルの向こうには雪国はありません。
ですが、
トンネルを抜ける手前、
ほんの少し高揚があります。
きっとそれはどんなトンネルでもあるでしょう。
トンネルあるあるでしょうか。
あるあるの普遍性は案外深くあなどれません。
それはほんの少しの高鳴りかもしれませんが、
きっと子供の頃に覚えたあのトンネルを抜ける時のワクワクした感覚と同じなんだと考えます。
トンネルを抜けるたび、
ほんの少しの高揚感を頼りに、
私たちはどこかで子供の頃の感覚を思い出すことができるでしょう。
散歩のコースにトンネルを加えると、少し違う時間に出会えるはずです。
http://www.geocities.jp/nohi1212/
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